動作環境
Firebird 2.5 (32bit/64bit)
- Windows 8 / 7 / Vista / XP
- Windows 2008 / 2003 / 2000
- Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7 / 6 / 5
- CentOS Linux 7 / 6 / 5
- Scientific Linux 7 / 6 / 5
- Ubuntu 10.10以降
- MacOSX 10.6以降
Windows
注意事項
- Windows版Firebirdをインストールすると、Microsoft C++ Runtime Libraryもインストールされます。インストール後はWindowsUpdateを実行して、Runtimeを最新版に更新してください。
- Firebird1.5.xをWindows 7, Vistaにインストールすると、コントロールパネルを開くことができなくなります。(Firebird Server Controlが Windows7, Vistaに対応していません)
Embedded版に含まれるRuntime DLLファイル | ||
Firebird | Runtime | DLL |
2.5.3 | 8.00.50727.42 | msvcp80.dll, msvcr80.dll |
2.1.7 | ||
2.0.7 | 7.10.3052.4 | msvcp71.dll, msvcr71.dll |
ダウンロード
- ブラウザでhttp://www.firebirdsql.org/にアクセスします。
- ページ上部にある[DOWNLOADS]をクリックします。
- ページ左側の[Firebird 2.5]をクリックします。
- 目的に合ったセットアップファイルをクリックしてダウンロードします。
対応OS セットアップファイル 備考 Win32 Firebird-2.5.3.26780_0_Win32.exe Win64 Firebird-2.5.3.26780_0_x64.exe ※32bitアプリケーションでも使用できます
インストール
- ダウンロードしたセットアップファイルを実行します。
- [次へ]ボタンをクリックしていくと、インストールが完了します。
- Microsoft C++ Runtime Libraryを最新版にアップデートするため、Windows Updateを実行します。
- ネットワークセキュリティーソフトが稼働している場合は、必要に応じてポート3050(TCP)への受信を許可します。
Red Hat Enterprise Linux系(CentOS, Scientificなど)
インストール
FirebirdはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)の標準パッケージとして提供されていませんが、EPELリポジトリにはRHEL7/RHEL6用にFirebird 2.5が、RHEL5用にFirebird 2.1が提供されています。
EPELについてはFedoraProjectのEPEL/FAQ/jaを参照してください。
1. RHELのバージョンに合ったEPELリポジトリを登録します。
(RHEL6/5のepel-releaseのバージョン番号は、RHELのバージョン番号とは異なりますので注意してください)
- RHEL7(64bit)
yum install epel-release
- RHEL6(32bit)
rpm -ivh http://download.fedoraproject.org/pub/epel/6/i386/epel-release-6-8.noarch.rpm
- RHEL6(64bit)
rpm -ivh http://download.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
- RHEL5(32bit)
rpm -ivh http://download.fedoraproject.org/pub/epel/5/i386/epel-release-5-4.noarch.rpm
- RHEL5(64bit)
rpm -ivh http://download.fedoraproject.org/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm
このままではシステムのアップデートが実行されると、EPELリポジトリから最新版をアップデートされることがあり、システムが不安定になる恐れがあります。
そこで、EPELリポジトリを標準で利用できないようにepel.repoファイルを編集します。
テキストエディタで/etc/yum.repos.d/epel.repoを開き、"enabled=1"を"enabled=0"に変更して保存します。
/etc/yum.repos.d/epel.repo
[epel] ... enabled=0 ...
2. yumコマンドでFirebird(SuperClassic)をインストールします。
yum --enablerepo=epel install firebird
3. Firebirdサービスを起動します。
service firebird start
4. RHELの起動時にFirebirdサービスが自動起動するように設定します。
chkconfig firebird on
アップデート
最新版がリリースされたら、以下のコマンドでFirebirdをアップデートします。
yum --enablerepo=epel update firebird service firebird restart
アンインストール
Firebirdのアンインストール
service firebird stop yum remove firebird
EPELリポジトリのアンインストール
yum remove epel-release